ブルテリア格闘技ジムブログ2

お待たせしました。

7月10日愛知県半田の青山武道館で開催された
アイチオープン2011の大会レポートです。

当ジムからは20名以上と大勢で出場しました。


試合前に皆でウォーミングアップしていますが
気が付けばいつもの光景です。
それだけリラックス出来ているという事でしょうか？

まずは子供の試合から。

今回唯一の子供で出場のコタロウ君。
スタート直後に巴投げ風に投げられバックに回られ大ピンチに。


なんとか回避して再びスタンドからスタート。
ここからの巻き返しが凄かった。
テイクダウンからパス、マウントと一気に攻め立てポイントを奪います。
そしてバックから絞めと圧倒し逆転勝利。


決勝戦。
相手は柔道の様に襟を掴むとガンガン煽ってきます。


プレッシャーが強く体勢が崩れるもののなんとか立て直します。
タックルはスプロールし潰してパス成功です。


下になると三角絞めを狙い休む間を与えません。
最初の三角絞めは凌がれてしまいましたが


再び三角絞めを仕掛けるとガッチリ極まり一本勝ちです。
振り返ってみれば序盤にやや危ない場面もありましたが完封勝利でした。

続いて女性です。

タイアニの1回戦。
テイクダウンからパスし背中を見せた相手のバックを奪取。
そこからチョークで一本勝ち。

決勝はポイントで判定負けで結果準優勝。


イシノさん今回は対戦相手の多いアダルト挑戦。
1回戦下から攻めるも相手のパスが強かったです。
パスからマウントを取られてしまい判定負けに。
相手はかなり強かったです、強敵が多いアダルトにチャレンジしただけでも凄いです。

そして男性の白帯から。

今回デビュー戦のハナガキさん。
引き込みスイープを狙います。
中盤までは相手をコントロールして試合を有利に進めるも終盤パスされてしまい
判定負けに。
デビュー戦プレッシャーに負けず戦い抜きました。


ナカムラさん。
ブルテリア所属としては初めての試合です。
相手の引き込みに大してジャンプしパスガードを狙いますが
中盤スイープされてしまい判定負けに。


オオスミさん一回戦。
相手に対して引き込みを狙うもハーフガードになってしまいます。
しかし何とか脱出してスタンドに戻ります。


その後は相手のガードに対してパスを狙います。
ハーフガードの状態から足抜きとキムラと2つ同時に狙い揺さぶりをかけます。
もう少しと言う所で時間切れの判定勝ち。


決勝は引き込みスイープを狙いますがパスされてしまい判定負けに。
結果は準優勝です。


マエカワ君1回戦。
スタート直後片足タックルで先制。
その後はパスと順調にポイントを奪います。


一方隣のマットではアンドウさんの試合が始まりました。
相手の投げを潰しパス、マウントと試合を大きくリードします。


マエカワ君は途中オモプラッタに掴まってしまいますが
脱出し再びアタックしています。


同じフレームに2人の試合が。
どちらも頑張れ～。


そして時間切れの判定で判定勝ち。
マエカワ君は遂に総合に続き柔術でも初勝利と勢いに乗ります。
隣で戦っていたアンドウさんもワンマッチ決勝で勝利により優勝。
マエカワ君は準決勝へ駒を進めます。


準決勝は相手が巴投げからマウントと猛攻を受けてしまいます。
相手は柔道家の様で得意の組手が出来ず時間切れになり判定負けに。
結果は3位になりました。


モクヤさん1回戦。
今回ブルテリアのベストバウトと言える試合です。
いきなり飛び付きクロスから迷う事無く即三角絞めへ！


一気に絞め上げギブアップ。
ものの3～40秒の出来事で秒殺勝利。
モクヤさん大絶叫！会場大爆発！
聞いたらシードのモクヤさんは1回戦の相手の試合を見ていたそうですが
ニーオンを首に押し当て泡を吹き失神させて勝利したそうです。
そんな怖い相手との対戦で勝利出来た事を凄く喜んでいました。


準決勝は得意のクロスガードからスイープで判定勝利。
決勝にコマを進めます。


決勝戦は引き込み得意の組手で先制します。
ラスト2分ぐらいで三角絞めで勝負を賭けますがカウンターでパスされてしまいます。
そしてマウントを奪われてしまい判定負けの準優勝です。

青帯

ナカタニさん。
マスターでは2回優勝しているので今回はアダルトに挑戦。
引き込む相手にニーオンしますがキープ出来なかったのでアドバン奪取。
その後タックルを仕掛け場外にもつれると何故か相手にアドバンが入ってしまいます。
ここから調子を崩してしまいパスされ判定負けに。
中盤までは順調だったのに残念です。


師範1回戦
引き込まれ得意の組手にならず。
しかし脱出しスタンド状態になりお互い引き込みます。
相手に立たれアドバンテージを取られるもスイープ、マウントとポイント重ね判定勝利。
ワンマッチなので優勝です。


ツバサ君１回戦。
序盤投げをミスしてしまいますが相手の下からの三角をパスします。


上四方に移行して得意のラペラチョークで一本勝ち。


二回戦相手の引き込みに合せ一気にパスガード。
そのままマウントとポイントをリードし判定勝ちです。


決勝戦。
相手の引き込みに合せパスを狙う得意の展開に。
しかし相手のガードワークが上手く
パス際をスイープされてしまいマウントとポイントを重ねられてしまいます。
このポイントが響き判定負けに。
結果準優勝です。

紫帯

スズキさん１回戦。
引き込みスイープを狙います。
相手はパスガードを狙いますがスズキさんの巧みなガードワークにパス出来ません。
ポイントこそ入らないものの下からガンガン動き続けアタックします。
相手は結局パスできないまま時間切れ。
レフリー判定は誰もがアタックを続けたスズキさんの勝ちだと思いましたが
相手の手が上がり負けてしまいます。
頑張って戦い抜いたのに残念な結果となってしまいました。


クレベル一回戦。
トリッキーな動きで攻め続けます。
最後はキッチリ三角絞めで一本勝ち。


決勝の相手は柔道家のようでしたが
ポジションで終始圧倒し続けます。
一本は取れなかったものの判定は29－0と圧倒。
階級別は余裕の優勝となりました。

無差別級
青帯

青帯は師範が出場。
クロスガードから腕を伸ばして来た相手に腕十字を狙いアドバンテージが入る。
その後相手にもアドバンが入るもののラスト30秒でもう一度腕十字でアドバンが入り
アドバン差で勝利。
準決勝は判定で負けてしまい3位。

紫帯

クレベルと関根さんが同じトーナメントに出場。
久しぶりに柔術の試合に出場の関根さんは柔道技を使わず柔術で勝負。
引き込み柔術のムーブメントでスイープを狙います。
そして最後は下から飛び付いて三角絞めで勝利。


対抗枠のクレベル。
1回戦は危なげなく送り襟締めで一本勝ち。

準決勝の相手は階級別決勝で一本取れなかった相手です。
この試合も圧倒し今度はキッチリ一本取り一足先に決勝へ駒を進めます。
試合でも進化し続けるクレベル恐るべき強さです。


クレベルの対抗枠の関根さん準決勝です。
相手は引き込に対してパスを狙います。
柔術では下からも上からも攻める事が出来る穴のない関根さん。
パスして押さえ込み腕十字で1本勝ち。
決勝に進出です。


と言う事で紫帯無差別級は
関根さんとクレベルで1、2フィニッシュ！
圧倒的強さで勝ち上がりました。

そしてこのアイチオープンで注目度の高い試合
サトシ先生の黒帯デビュー戦です。
今大会第一試合に組まれました。

神に祈りを捧げ精神統一。
絵なります。


相手はいきなり飛び付き腕十字を狙います。
サトシ先生冷静にかわすと一気にパスガード。


軽快にポジションをチェンジしてポイントを取ります。
バックを奪い絞めから腕十字に移行します。
相手も粘りますがムンジバカを極め遂にギブアップ。


黒帯デビュー戦を勝利で飾る事が出来ました。


試合後に色々な想いが込み上げ涙するサトシ先生。
かなりのプレッシャーもあったでしょう。
感動的なシーンです。

結果
子供
スズキ・コタロウ　優勝
白帯
ナカムラ・ヒロシ　３位
セルジオ　準優勝

オオスミ・トモヒロ　準優勝


アンドウ・フクマル　優勝


モクヤ・マサト　準優勝


アツミ　優勝
マルコス・ハマオカ　3位
マエカワ・タケノブ　3位

イシノ・マキ　準優勝


タイアニ・ヨーコ　準優勝

青帯
ナカタニ・リョウ1回戦敗退
イソベ・アツシ　優勝　無差別級３位
ヤマキ・ツバサ準優勝

紫帯
スズキ・コウタ　階級別1回戦敗退

クレベル・コイケ　階級別優勝　無差別級関根さんと1,2フィニッシュで優勝。
関根秀樹　階級別優勝　無差別級クレベルと１，２フィニッシュで優勝。

黒帯

ホベルト・サトシ先生　階級別優勝


チーム戦績　準優勝


今大会試合に出場する人だけでは無く
沢山の方々が応援に駆け付け盛り上がりました。
試合に出場した方々！わざわざ応援の為に遠くから来場した皆さん！
お疲れ様でした！
涙あり笑いあり感動ありの思い出深い大会となりました。